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2017年1月9日月曜日

【映画】「“女子高生とタイムスリップ”はもう十分なんじゃないかな」東京国際映画祭ディレクターが語る

1 名前:Japanese girl ★@\(^o^)/[sage] 投稿日:2017/01/08(日) 22:17:34.91 ID:CAP_USER9.net
東京国際映画祭ディレクターが語る、日本映画界の課題「多様性が失われているのでは」
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2017.01.07

ーー一方でアニメ映画の勢いはすごいですね。『君の名は。』が海外でも高く評価されるなど、日本映画にとっては活路とも言えそうですが、矢田部さんはどう捉えていますか?

矢田部:アニメに関してはまったくの門外漢ですが、今年大きな話題となった『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』の三本は観ました。TIFFでもアニメ映画の特集をやるなど、近年は力を入れているところです。ただ残念なのは、日本のアニメが海外で受けているものの、日本のアニメ市場は外国アニメにほとんど興味を示さないんですよね。だから、東京国際映画祭に外国産のアニメの応募があっても、なかなか上映にまで至っていません。アニメに限らず、外国の作品に対する関心が下がっていることに、僕は大きな危機感を抱いているんですが、その原因のひとつとして考えられるのは、情報が多すぎて逆に届きにくいという皮肉な状況になっているからではないかと。10年前は年間500?600本だったのが、いまは1200?1300本近い作品が公開されています。そうなると、情報が散ってしまって多くの人はブロックバスター映画にしか目を向けなくなってしまう。作品が多くなったことで、かえって多様性が失われているというか。『君の名は。』がものすごくヒットしたのも、そうした状況に依るところもあったのでは。

ーー作品自体についてはどう思っていますか?

矢田部:『君の名は。』は、日本的な風景や文化を数多く盛り込んだことで成功した例ではあるものの、是枝さんも指摘していたように、"女子高生とタイムスリップ"はもう十分なんじゃないかなと、個人的には思っています。若い人たちが作る自主映画を観ていても、夏の青空と入道雲とセーラー服を映した作品があまりに多くて、少々辟易としています。もちろん、そういう作品を撮るなというつもりはないし、『君の名は。』は素晴らしい成功例だとは思います。ただ、海外のクリエイターの作品と較べると、幼稚な題材が目立つこともある。もう少し、大人の成熟した視点で作られた作品があっても良いのでは。

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参照元:芸スポまとめblog

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