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2016年10月30日日曜日

【手記】日本ハム大谷翔平「メジャーではなく日本ハムに入って本当に良かった」

1 名前:あちゃこ ★@\(^o^)/>:2016/10/30(日) 12:28:57.72 ID:CAP_USER9.net

デイリースポーツ 10/30(日) 11:00配信

 「日本シリーズ・第6戦、広島4-10日本ハム」(29日、マツダスタジアム)

 プロ入り4年目にして日本一の栄冠をつかんだ日本ハムの大谷翔平投手(22)が、
本紙に手記を寄せた。チームへの感謝の気持ち、日本シリーズで実現した広島・黒田との対戦、
そしてメジャーへの思い-。二刀流としてプロ野球界の既成概念を覆してきた若きスターが、
たっぷりと本音を語った。

  ◇  ◇

 日本ハムへの入団会見で「日本一になりたい」と言ったことを思い出します。これまで全国大会で
優勝した経験がありません。だからどうしても日本一になりたかった。プロの世界に入り、ついに
頂点に立つことができました。本当にうれしくてうれしくて仕方がありません。

 プロ4年目で日本一。あのとき日本ハムに入れていただいて、本当によかったなと思っています。
高校のころメジャー球団の方々からも熱心に誘っていただき、メジャーで勝負してみたいという気持ちも
持っていました。

 考え抜いた末、日本ハムに入りましたが、この4年間を振り返ると、これ以上ない環境の中で
プレーさせていただいたと感謝しています。あのときの選択は間違っていなかったと。自分が
成長していく上で、どういうところに身を置くかって、すごく大事なことなんだということが
分かりました。

 日本シリーズでの黒田さんとの対戦は、貴重な経験になりました。小さいころからずっと見ていた
投手なので、目の前で投げている姿を見るのは何か変な感じはしました。自分にとっては
「テレビの中のプロ野球選手」。実際に対戦するという実感があまりなかったような感じでした。
ただ、そういう意味では今後に生きてくるのではないかと思います。日本シリーズという大舞台で、
日米の球史に名を残した大投手との対戦。これを経験するのとしないのとでは全然違うでしょうし、
これから生かせるところがあれば生かしていきたいです。

 シーズンを振り返れば、優勝が決まった大一番(9月28日・西武戦)を1安打完封勝利で
決めたことは、少なからず今後への自信になったと思います。花巻東の先輩でもある(菊池)
雄星さんが相手でしたし、優勝のかかったマウンドに上がるなんていうのは、なかなかないチャンス。
そこでいい投球ができたというのは、これ以上ない感激でした。

 今年、優勝できたのは皆さんのご指導があったからこそです。昨オフにはダルビッシュさん
(レンジャーズ)と一緒にトレーニングをさせていただいて、いろいろと勉強になることが
多かったです。練習内容で変えたことはそんなにないんですが、栄養面、食事面ではかなり
参考にさせてもらいました。

 1日7食も食べたりするんですが、食べるタイミングとか、内容を重視しているので、そんなに
きつくはありません。茶碗にいっぱい盛ってという感じではなくて、効率よく食べ、効率よく
運動することを心がけるというものです。効果の実感も少なからずありますが、まだ1年ぐらいなので、
これを継続してやっていって、どうなるかって感じです。まだまだ自分のピークは先にあると
思っていますし、そこまでに自分で作り上げたいものを確立できるように、しっかりやっていきたいです。

 メジャーに挑戦するには、まだまだ足りないところも多いです。球速もさらに上げられると
思っていますし、足りない部分を消化して、どんどんいいパフォーマンスを出せるようにして
いきたいです。もっともっと技術を磨いて、来年も頑張ります。(北海道日本ハムファイターズ投手)

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参照元:芸スポニャース

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