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2016年9月27日火曜日

【コラム】今の映画ランキングはアニメばかり

1 名前:Hero syndrome ★@\(^o^)/>:2016/09/27(火) 00:05:01.72 ID:CAP_USER9.net

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 ここのところのアニメ映画の興行成績には目を疑います。新海誠監督の「君の名は。」(8月26日公開)が興行収入100億円を突破し、
日本のアニメ映画ではこれまで宮崎駿監督しか届かなかった大台に乗せました。でもそればかりではありません。

 「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(3月5日公開)が41億円、「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」(4月16日公開)が63億円で、共にシリーズ史上最高。
米ディズニー「ズートピア」(4月23日公開)が76億円、米ディズニー/ピクサー「ファインディング・ドリー」(7月16日公開)が67億円超、「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)が50億円超。
ヒットしないだろうと思っていた(失礼!)米イルミネーション「ペット」も40億円超。なんかもう「アニメ映画で大ヒットと言ったら40、50は当たり前デショ」という世界です。

 実写でこれに対抗できるのはもちろん「シン・ゴジラ」(7月29日公開)の70億円超、ですが総監督が庵野秀明さんと言うことで何となくアニメの仲間っぽい。
邦画では他に45億円の「信長協奏曲(コンツェルト)」(1月23日公開)とか34億円の「暗殺教室~卒業編~」(3月25日公開)があります(おやどっちもマンガ原作だ)。
洋画は春以降、どうもメジャー大作といえどアニメ以外は20億円台あたりでおさまってしまうらしく、ここのところ好調のディズニーも「ジャングル・ブック」(8月11日公開)は21億円超だそうです。

 邦画の昨年の成績を見てみると、日本映画製作者連盟発表の興収ベストテンのうちアニメは6本(ちなみにマンガの実写化作品は2本)、2014年もアニメが6本(マンガ実写化3本)、13年もアニメ6本(マンガ実写化ゼロ)。
安定の過半数です。洋画だってCGアニメやアメコミ実写化作品がひしめいているのですから、みんなアニメやマンガばっかり見てるなぁ、という印象です。
アニメが強い傾向は今年も変わらず、と言うかエスカレートしています。邦洋含め40億円超のアニメを数えると、13年は3本、14年は4本、15年は6本、今年は既に8本(映連の数え方では昨年12月公開の「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」も入るため)ですから。

 9月17日に公開された「聲の形」が思いのほか好調なスタートだったのも、こうした波を受けてのことかも知れません。原作マンガはメジャー誌の連載作品で手塚治虫文化賞新生賞受賞など評価も高く、
そこそこ知られてはいますが何せ題材が「障害者といじめ」というヘビーなもの。恋愛要素はあるものの「君の名は。」の彗星(すいせい)のようなスペクタクルはナシ。
京都アニメーション制作×山田尚子監督×吉田玲子脚本という「けいおん!」「たまこラブストーリー」チームが「美麗なキャラの繊細な感情表現」という得意技を発揮するにはピッタリの素材ですが、
やや「文芸」っぽい匂いが観客に敬遠されはしまいかと心配でした。完成した映画を見ると、2時間余の尺に収めたためでしょうか、展開が急ぎすぎて原作よりもドラマの起伏が乏しい気が……。

 というのは杞憂(きゆう)だったようで、フタを開ければ興行通信社の全国週末興行成績(9/17~18)で「君の名は。」に次ぐ初登場2位の好スタート。
「10億円行かないのでは?」と思っていた興収も10億円台半ばが見込まれるそうで、よかったよかった。

(以下略。全文はソースにて)

朝日新聞コラム 小原篤のアニマゲ丼
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参照元:芸スポニャース

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