- 1 名前:鉄チーズ烏 ★@\(^o^)/>:2016/12/03(土) 07:33:50.65 ID:CAP_USER9.net
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■奇妙な民進党議員の笑顔
「保育園落ちた日本死ね」
このような言葉を使った匿名のブログが今年3月にネットで騒ぎになった。新聞などが「母親の叫びを聞け」という趣旨で頻繁に取り上げた。毎年、政治色が疑問を持たれ炎上する「流行語大賞」で、今年はそれがトップテンに入り、国会の予算委員会でこのブログを取り上げた民進党の山尾しおり議員が授賞式に登場した。「死ね」とあちこちで叫んだ彼女は、授賞式で「保育園問題を政治課題にできた」と、うれしそうだ。
この光景は異常だ。国会やメディアなどの公共空間で「死ね」という言葉が飛び交う国は、現代史で私は記憶がない。異様なお笑い国家の北朝鮮が、他国を罵るとき程度だ。「死ね」という異様な言葉を、笑いながら一部の人が公共空間で軽々しく使う。さらに、自らの国に呪いを向ける。普通の人の持つ愛国心を傷つける行為だ。これに不気味さを感じない人は、人間としての感覚がおかしい。
保育制度にはたしかに問題があろう。ただし、この「日本死ね」発言を肯定的に広げる動きに、まともな常識人は、眉をしかめるだろう。安倍首相は山尾氏の質問に「匿名の、死ねという発言には答えられない」という常識的な趣旨の返事をした。なぜか山尾氏、民進党、メディアは「母親の苦しみが分かっていない」という奇妙な、感情的な攻撃をした。
過激な言葉は注目を一時的に集めるかもしれないが、解決策を示すものではない。問題が別の方向に転がっていき(このコラムもそうだが)、保育園問題の解決に必ず悪影響を与えるだろう。
■ナチスでさえ「死ね」という言葉を使わない
現代史の中で、国家が組織的な殺人を繰り返す異様な国は、いくつかあった。ナチスドイツ(1933-45)は欧州のユダヤ人を最大推計で600万人、また政治犯、ロシア人捕虜、精神病患者、占領地の反対者を組織的に殺害し続けた。
なぜこんな残酷な政治体制が、当時の先進国であったドイツで成立したのか。こうした疑問をもって、私は当時のドイツの状況を分析した本を何冊も読んだが、国内プロパガンダで印象に残ることがあった。そこでは相手を「殺す」とか、「死ね」などの、下劣な言葉は可能な限り注意深く避けられていた。
ユダヤ人の組織的殺害については「政治的解決」「措置」「移送」という言葉が使われた。パルチザン、占領地の虐殺は「政治的検査」という言葉が使われていた。プロパガンダでは、敵の存在は強調されたが、それをどう処置したか、明確にされなかった。当時のドイツ人、ドイツ軍人は何が行われていたかはうすうす気づいていたが、何も言わなかった。
ナチスの特徴の一つは、国内、国外に向けて自分たちの「正義の闘争」を演出することにあった。闘いは非日常の行為で、エネルギーが必要だ。憎しみと同時に正当性が必要になる。それゆえに「死ね」などの、倫理的に下劣で、異様な言葉は、下級の構成員は別にして、公共空間では使われなかったのだろう。そうした言葉は自らの正当性を失わせてしまう。ましてや自分の国を意図的に穢すことを、ナチスはしなかった。国を呪うことは、正当性を根本から政治主張でなくしてしまう。
アゴラ 12/3(土) 7:11配信
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参照元:芸スポニャース
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